日本で収穫されるりんごは,実は全体の半分以上を青森県産のものが占めています。そのため,スーパーに並ぶりんごも,青森県産のものが多いのです。
長野県は気候的に果実の生産には非常に適しています。
昼夜の気温差の大きな内陸性の気候のため,寒い夜間に甘みが凝縮され,りんごをはじめとした果物を甘くおいしくするのです。
りんごや作物はつくっている人によって微妙に味がちがいます。
そして,産地がちがうともっとはっきり味に出ます。
今までのりんごが苦手だった人は,いちど名産地長野県安曇野のりんごも試してみてください。
清涼な空気と北アルプスの名水に恵まれた安曇野地方は、天皇賞を受賞したこともあるほどの名産地です。
りんごは、紫外線の豊富な高地であるほど、実の着色が良くなります。でも、あまり標高が高すぎると、寒さのため質が落ちてしまいます。とてもデリケートなのです。
安曇野は適度な標高(500〜700m)で、雨が少なく、日中と夜間の温度差がある内陸性気候なので、りんごの栽培に最適な土地といえます。